表紙は、1966年オープンの都城市民会館。2019年から解体が始まり、コロナ騒ぎが拡大しているころ、すっかり姿を消していました。設計は菊竹清訓さん、菊竹さんと言えばメタボリズムと、光や音、風といった形のないものをコントロールして造形を与えた建築家。しかし、後年お話をうかがった中からは、身体的とも言える建築の周辺環境への感受性が強くありました。場所と技術的な構想との飛躍的な幅広さを、ひとつの建築として凝縮した凄まじさは、今なお新鮮で私たちを刺激してくれます。 |
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200 pages
ISBN978-4-87140-964-3 C1352
2020年7月1日発行 |
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¥2,566(税込) |
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