ヴォイス |
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日常の切りとり方 服部一成 |
エッセイ |
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地球の細道35 安西水丸 |
トピックス |
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〈睡蓮〉と地中美術館の試み 秋元雄史 |
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新現代建築を考える○と× |
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“既存の遺構と新しい建物を同列に扱いたいと思いました。そして、伝統といったものを、今風にアレンジする姿勢は採りたくないと思った。実際に伝統の中に浸かってみると、結構、自由なんだということも分かったのです” 鈴木了二
“場のような見えないものを読む「風水師」とはいえ、そこに新たな空間を構築しようとした時には、ある種の「外科手術」的な方法が必要ではないかと思う。今回の建物で言うと、「鉄の床」” 高松伸
“歴史的なものに対峙する時には、少し控えめであることも秘訣なんだと思う。その風景や環境、歴史に対して、どれだけ教養を持って接したか。それが浮き彫りになるような気がします”
二川幸夫
■「現代建築」からの「はずし」■風景をつくる技■完成した世界/反転した世界■浮遊する屋根■建築に何かが宿る■建築の分析力■場所がいっそう力を帯びる |
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特集 |
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建築と水 I 6人の日本人建築家が考えていること
安藤忠雄 |
■淀川と五十鈴川■流れること■水のカタチ |
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菊竹清訓 |
■水田という原風景■水平/垂直■水の持つヴォリューム■舞台背景としての水■空と雲と自然と |
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隈研吾 |
■水の艶っぽさ■建築に近い硬さの水■濡れた孔■粒子と水を繋ぐ■イリーガルな水との関係■空間は充填物 |
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鈴木了二 |
■異界の物質■ミースの二つの水■建築のゼロ化■流れる建築■海との関係■ポケットパーク的な水■水に浸るイメージ |
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高橋てい一 |
■遠い存在になってしまった水■建築マテリアルとしての水■オランダのキャナル■ヴィラ・ハドリアヌス■水の持つ両義性■水の感受性と広がり |
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古市徹雄 |
■「水」への興味■水のスケール■抽象と具象のバランス■光・風・透明 |
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座談会 |
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新たなる自由の獲得に向けて
?ゲント市文化フォーラム・プロジェクトを中心に? |
伊東豊雄+S.S.
■既成の形式に填らないホール■2Dと3Dのスタディ■二つのケーブの関係■建築的エレメントの消失■プレートの意味■内・外の関係と透明度■「構成の論理」の抽象度■社会システムのための機能■敢えて束縛するルール■形態の決定因■建築的サド・マゾ
プロジェクト
ゲント市文化フォーラム・プロジェクト(指名設計競技応募案)
伊東豊雄+アンドレア・ブランジ設計共同体 |
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■物質試行47 金刀比羅宮プロジェクト 鈴木了二
■地中美術館 安藤忠雄
■富士ヶ嶺 観音堂 石山修武
■サンタリア聖教会+ヴィラ・エステリオ 北川原温
■所沢市民体育館 坂倉建築研究所
■GA SCHOOL「建築/設備のフロンティア」高間三郎
第六回/L〜XLの建築
■ビバリーヒルズにオープン、コールハース、二つ目のプラダ
/プラダ・エピセンター
二川由夫
■ガラスブロック構造を現実化する
/クリスタル・ブリック
山下保博+佐藤淳
■構造家の思考法:金田充弘
/ヨコミゾマコト設計「東村立新富弘美術館」を中心に
■距離感と密度感の決定因
/芦原小学校複合施設
小泉雅生+現場常駐所員
■二枚の壁が生み出す多様性
/TEM
ヨコミゾマコト
■IKADA乗りの視線 6
中山英之・西澤徹夫・山口誠・瀬山真樹夫
■FAX建築批評
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176 total pages, 80 in color
ISBN4-87140-869-8 C1352
2004年9月1日発行 |
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¥2,566(税込) |
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