展覧会

小嶋一浩の手がかり


日本の建築界のキーパーソンの一人として、あらゆる可能性に挑み続けた建築家の急逝から一年。小嶋一浩が発散し続けていたエネルギーが、あちこちで何かの動きのきっかけになっているのではないでしょうか。 彼の設計作業は今も進行中で、後人たちに引き継がれ、展開していくでしょう。そのベースにあった思考や関心、教育を含めた未来への投げかけなど、小嶋一浩の残した「何か」への手がかりをGA JAPAN 148ではドキュメントしました。その刊行に併せ、GAギャラリーでは展覧会「小嶋一浩の手がかり」を開催します。

本展覧会はタイトル通り、設計手法や思考の痕跡など、小嶋一浩の建築観を再考する内容になっています。小嶋自身が当時つくった処女作のダンボール模型から、手垢の見えるドローイング、スタッフとのやり取り、アイディアに対する自問自答など、20以上の建築プロジェクトを通して、小嶋一浩が視ていた「その先」を提示します。


[展示プロジェクト]

氷室アパートメント
CREVASSE(井草プロジェクト)
北山コンドミニアム
SELFISH(桜台アパートメント)
HOUSE TM(あざみ野の住宅)
スペースブロック・ワールド
スペースブロック
スペースブロック上新庄
千葉市立打瀬小学校
吉備高原小学校
ビッグハート出雲
宮城県迫桜高等学校
リベラル・アーツ &サイエンス・カレッジ
ホーチミン建築大学
千葉市立美浜打瀬小学校
宇土市立宇土小学校
高傳寺大涅槃塔
流山市立おおたかの森小・中学校
アストラムライン 新白島駅
渋谷駅南街区プロジェクト
釜石市立釜石東中学校・鵜住居小学校
京都外国語大学新4号館
山元町役場新庁舎


会期:20179月30日(土)〜11月12日(日)

開館時間:12:00〜18:30(会期中無休
入場料:600円(前売券,団体10名以上500円)




また本展の関連書籍として、「GA JAPAN 148」も全国書店で販売しております。
併せてお楽しみいただけると幸いです。



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