GA JAPANで好評を博した同名タイトルの連載をもとに,新たな原稿を加えて単行本化。1960年代から80年代初頭までの氏の作品を振り返り,その背景と時代を浮彫にする。
作品集「GA ARCHITECT ARATA ISOZAKI」の裏読本的内容。



    私の目撃した戦後の日本美術
第一章  メタボリズムとの関係を聞かれるので,その頃を想いだしてみた
第二章  旧大分県立図書館が転生したので,その頃を想いだしてみた
第三章  「闇の空間」の頃を想いだしてみた
第四章  「造反有理」の頃を想いだしてみた
第五章  万博の前夜,文化革命の頃を想いだしてみた
第六章  「歴史の落丁」が始まった1968年の頃を想いだしてみた
第七章  また万博が噂されているので,EXPO'70の頃を想いだしてみた
第八章
  万博アート(?)の頃を想いだしてみた
第九章  群馬県立近代美術館現代美術棟が完成したので,
     あの頃を想いだしてみた
第十章  『手法が』の頃を想いだしてみた
第十一章 〈間?20年後の帰還〉展が開かれることになったので,
     パリの〈間〉展の頃を想いだしてみた
第一二章 「ポストモダン」のはじまりの頃を想いだしてみた

320 total pages
ISBN4-87140-657-1 C1052
2001年5月21日発行
Size: 210×148mm
¥2,618(税込)